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ファミリーフォトのアルバムが新しくなりました



デジタル時代に入り、撮影した写真はダウンロード形式などでのデジタル納品だけという業者さんが増えてきました。


アメリカだとそういう納品方式を shoot & burn って言うそうです。

burn ってのがDVDを焼くところから来ているみたい。


ラインで家族とシェアしたいし、いつも見るんだったらスマホのギャラリーが一番楽だし、

プリントしたいのだったら、スマホ経由でアルバムを簡単に作ってくれる業者さんって沢山あるから、たしかにデジタル納品って便利ですよね。

過去10年くらいに渡り、二度目、三度目の撮影のご依頼を頂くお客様にアンケートをとって見たことがあります。


デジタル納品だったお客様の7割は、データをプリントせずに結局パソコンか、DVDに入れたままほったらかしで数年間が過ぎてしまったそう。データはスマホですぐに見れるし。



それって、けっこう危険だってこと、ご存じでしょうか?

私の親戚では一眼レフカメラを持っておらず、息子さんの写真は全てスマホで撮っていたそうです。時々カメラマンにも撮って貰ってましたが、そのデータもスマホに保存してました。


そうしたら、ちょっとしたアクシデントでスマホが水没。息子さんの一歳半から3歳までの貴重な成長記録が消失してしまったそうです。2割くらいはクラウドサービスやデータ復旧サービスから取り戻せたみたいだけど、残りは無理だったみたい。


DVDとしてもらった写真も、10年後はどうなるか分かりません。

フロッピーディスクやMDって覚えてますか?

Zipディクスってのもありましたね。

それらに保存されていたデータって、今見たい場合、どうすれば良いでしょうか?

DVDプレイヤーが付いていないパソコンもけっこう増えてきましたから、

ディスクももうすぐ「昔懐かしの品」に成り下がってしまうかもしれません。



撮影するだけでなく、フォトグラファーとして写真をちゃんと残す事も提案していくべき、

そう思い、bozphoto & styles では5年前から、データのみプランは辞めにしました。


ちょうどとても美しいプリントを木製パネルに仕上げてくれる業者さんを見つけたので、

このパネルか、台紙か、アルバムを必ず付ける撮影プランをご提供しております。

そして今回、プリント商品をさらにグレードアップ。アルバム商品を以前とがらりと入れ替えました。


私達がプランを変更する時というのは、とっても素敵な出会いがあった時です。


今回はずっと探し求めていた、美しいプリントであり、なおかつお祖母ちゃんやお祖父ちゃんのご実家に持って行くにもちょうど良いサイズのアルバムとの出会いでした。



銀塩プリントというのをご存じでしょうか?

フィルムの時代からの昔ながらの写真のプリント方式で、印刷ではなく、印画紙と薬品による化学反応で浮かび上がってくる写真。


拡大するとつぶつぶが見えるインクジェットプリントと比べて、グラデーションに継ぎ目が無いなめらかな仕上がりで、色合いも奥行きがあります。




もちろん、最近のインクジェットプリントは銀塩と同じくらい解像度が高い物に進化してきました。Canon さんが最近出しているプリンターなどは、顔の毛穴まで綺麗に見えちゃうくらいのくっきり印刷をしてくれます。


だけど、銀塩プリントのもう一つの良い点。

それは丈夫さ。

薬品につけて処理された写真なので、耐水性があり、少し厚みのある紙を使用しているため、丈夫でもあります。


今後そんなことは起こらない事を祈りますが、震災の時に津波の中から復旧出来た写真の多くも、銀塩仕上げの物でした。


10年後、20年後もずっと残す写真として、私達の一番のオススメ商品です。


撮影にお伺いする際にはサンプルをご用意いたしますので、是非手に取ってご覧ください。きっと気に入っていただけるはず。

もう少しお手軽な価格で、そしてコンパクトなサイズなアルバムも、ご用意いたしました。


こちらは印刷タイプの商品。お弁当箱タイプのケースが付いてきます。


ニューボーンフォト撮影のほうでは以前から提供していました。


こちらは小さいサイズの可愛らしさがお客様の間で人気です。


今まで通りの木製パネルのプリントもA4サイズと六つ切りでご用意しています。

仕上がった写真を見ながらご家族皆さんで楽しみながら、皆さんでどれにされるか迷われてくださいね♪





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