
七五三で和装をお子さんに着てもらう時、一番トラブルになりやすいのが着物です。
女の子の場合、意外に着物を着る事は問題ありません。可愛らしく変身する事を楽しみにしていますから。 でも、草履は子供にとって堅くて、痛くて、歩きにくい異物と感じる事がとっても多いです。 履いたときの足の痛みで泣いてしまうお子さんもしばしば見かけますが、そうなるとせっかくのハレの日もちょっと台無しですよね。
そこで今回、草履の代わりになりそうな靴ってないか、そして草履を履いてもらう時の注意点や、用意しておいたほうが良い物、などについてお話させていただきます。

草履を履き慣れていてもらう
最近のお子さん用の草履は履きやすいように、鼻緒が太めの物も増えてきました。
ただ、レンタルで付いてくる物はデザイン重視なので、やはり鼻緒が細い物が多いです。鼻緒が細いと、その部分が足に触れたときに痛みを感じることが多いみたい。
そこで、草履を履いた姿を多めに写真に残されたい場合は、草履を別途に購入しておいて、七五三の前から少しの間毎日、履き慣れてもらうのも良いかと思います。
足袋はジャストフィットのサイズを用意する
草履で歩くのが問題なくても、足袋がダメってお子さんもけっこういらっしゃいます。
足袋のツルツルした感じと、ちょっとだぼ付いた感触に不快感を感じるみたいで。
この日撮影したお子さんの場合、神社まで10分ほど徒歩で向かったので、スニーカーで歩く事に。でも3分くらいで足が気持ち悪いと泣きながら訴え始めました。
どうやら足袋が少し大きめだったので、それがずれる感覚が気持ち悪かった様子。
足袋の上部分を少し縛ったりして、なんとか歩いてくれました。
レンタルされる際にサイズを伝えても、実際に履いてみるとちょっと大きすぎたり、小さかったりする事も。 オススメはソックスタイプや、ストレッチのきいた足袋。そして下の部分に滑り止めがついていたらなおOK。 これでかなり歩きやすくなります。

草履の代わりの履き物を用意しておく
七歳児であれば2時間でも草履だけで頑張ってくれるお子さんも多くいらっしゃいますが、三歳児や五歳児の場合、草履で10分歩いてくれるだけでもラッキーな事も。
ですので、草履の代わりに履き替える事が出来る靴を必ず、ご用意して頂いてます。 以前は履き慣れている物であればサンダルでも、ブーツでも、何でも良いよとお伝えしていましたが、最近撮影した七五三の靴を見て、これだと思いました。
白いスニーカーです♪
一番最初の兄弟写真をもう一度チェックしてください。
実は草履じゃないって気がつきました?
そして今回の二枚。
一枚はスニーカー。
もう一枚は草履。
あまり違和感がありませんよね?
足袋も白ですから、それかあまり区別が付かない。
白系の草履かな? っとも思えちゃうかも。
これが柄物の靴だったり、黒系だったりすると、やっぱり足元に目線が行きがち。印象が違ってきます。
この日はこの門の前で家族全員の集合写真と、彼女のソロカットを5分くらい撮影させてもらった後は、履き慣れたスニーカーで走り回ってもらいました。
その方が、我慢している時よりも可愛らしい表情を沢山残せました♪
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bozphoto & styles は吉祥寺を拠点に全国各地へ出張している撮影している小さな写真事務所です。 ウェディングから始まり、お子さんが誕生して、ニューボーンフォトや家族での記念写真など、長いお付き合いをさせてさせていただいております。
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